中国展示会速報 | 中国国際工業博覧会(CIIF2025)
2025年9月23-27日まで、上海国家会展中心にて中国国際工業博覧会(CIIF2025)が開催されています。
本記事では、今開催中の中国国際工業博覧会の速報をお届けします。
会場案内

1階
1.1H(ES) スマートエネルギー展・工業自動化FA展
2.1H 3.1H 4.1H CNC加工設備と金属加工展
5.1H 6.1H(IAS) 工業自動化FA展
7.1H 8.1H(RS) ロボット展
2階
5.2H 次世代情報テクノロジーおよび応用展・スマートモビリティ未来展・科学技術イノベーション展
6.2H グリーン環境低炭素展・科学技術イノベーション展
7.2H 新材料産業展


本日3日目、27日(土)まで残り2日!
床面積約28万平方メートルと、とにかく広い会場で開催中です!
人が多いのはやはり5.1H、6.1Hの工業自動化FA展と7.1H、8.1Hのロボット展。
特に5.1H、6.1Hの工業自動化FA展は人だかり。
FA展はすでにDXや自動化設備の紹介だけでなく、AIといかに融合させるかをメインとしている展示が目立っています。
食品・自動車・半導体など、具体的な業界や詳細な事例での展示が多く、応用・実用段階に入っていると感じます。
ロボット展は、去年に引き続き自動マッサージ機や、人と同じような皮膚を持つ人型ロボット(ヒューマノイド型)などと、協働ロボットや溶接ロボットなど、新モデルや低価格モデルの発表が多くあります。
中国国際工業博覧会(CIIF2025)3日目の今日現在、入場者数の公式発表はまだありませんが、昨年と比較して国内参観者はもとより、外国人の方も多く見かけます。1日目から3日目まで、参観者が日に日に増えています。
日本企業の出展は、全体的に少なくなってきている感もあり、中国ローカル企業と比べて元気がない印象を受けますが、新商品の発表や日本人参観者の増加など、「動き」を感じます。
会期は残りあと2日。
今日ブースに来たお客様は今日1日で見て回るつもりが、時間が足りないので明日もまた来るとおっしゃっていました。
中国の展示会では写真・動画の撮影は比較的自由度が高いですが、一部撮影禁止展示もありますので、注意しましょう。
会期終了後、展示会レポートを公開予定です。ぜひお楽しみに!
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
本ブログは、実際に中国で工場経営をしている立場から、中国メディアのニュースなどを元に現場でのリアルな状況を加えて、独自にお伝えしています。
中国情報をアップデートし、中国の事例から日本の中小企業が学べる未来のヒントを発信しています。